HbA1c TestHbA1c test

HbA1cテスト

使いやすい高速マイクロ流体イムノアッセイで、指 先穿刺血および静脈全血のHbA1cを迅速に定 量するように設計されています。ルミラ・プラットフォ ームと併用することで、ルミラHbA1cテストはポイン トオブケア環境で信頼性の高い結果が<5分足らず で迅速に得られます。

連絡先

定量的HbA1cテスト

ルミラ・HbA1cテストは、ヒト毛細血管お よび静脈 から採取 した全血検体中のヘモグロビンA1cを定 量的に測定する体外診断用検査です。

完全に自動化された体外診断用テストで、効率 を高め、患者体験を改善するために、 患者が受診 する地域密着型の環境向けに設計されています。

目的

本テストは、糖尿病患者の長期的な血糖コントロ ールのモニタリングに使用されるほか、糖尿病の発 症リスクのある患者をスクリーニングし、特定するた めの補助として使用できます。

利点

指先穿刺血の単一検体から、大型自動分析機 に匹敵する実用的な結果が得られます。

既知の糖尿病患者のHbA1c値を必要時にモニタ リングでき、患者のそばで即座に糖尿病のスクリー ニングを行えるため、効率性が向上しました。

  • NGSP認証
  • IFCC追跡可能
  • 検体種:溶血デバイスを用いて移した指先穿刺 血または静脈全血(EDTA)
  • 検体量:15 μL
  • 測定範囲:20~130 mmol/mol(4.0%~14.0%)
  • 結果取得までの時間:<5分
  • 室温保存(2°C~30°C)
HbA1c Sample Application

ワークフロー

Hba1c Master Workflow JP (1)
<5'

テスト結果が5分で取得可能

ワークフロープロセスは、指先穿刺による検体採取 と、その後の機器の段階的なガイダンスからなり、 検体滴下から5分足らずで患者の結果が得られま す。

本機器およびテストは、各測定時に機器とテスト が正しく機能するように、いくつかのコントロール機 能と統合されています。

ビデオの使用方法

テストの性能

測定法間の比較測定法

ルミラ・HbA1cテストは、Erna Lenters-Westra博 士(オランダ、ズヴォレ、イサラ、臨床化学部)によ り、欧州グリコヘモグロビン参照試験所(ERL)で評 価されました。評価の目的は、EDTAを添加した 新鮮な全血検体の性能に関して、4種類のIFCC およびNGSP認証取得済み二次基準測定手順 (SRMP)*によって割り当てられた値と比較評価す ることでした。4種類のSRMP平均値と2種類のルミ ラ測定機器の平均値との測定法の比較結果は、 上記をクリックしてご覧いただけます。

*この評価で用いられた4種類のIFCCおよびNGSP のSRMPは以下の通りです。
1. Roche Tina-quant Gen.3 HbA1c on Cobas c513、イムノアッセイ、IFCCおよび NGSP認証取 得済みSRMP
(ロシュ・ダイアグノスティックス)
2. Premier Hb9210、ボロン酸親和性クロマトグラ フィーHPLC、IFCCおよびNGSP認証取得済み SRMP (トリニティ・
バイオテック)
3. Tosoh G11、陽イオン交換型HPLC、IFCC認 証取得済みSRMP(Tosoh Bioscience)
4. AlinityでのAbbott Enzymatic法、IFCCおよび NGSP認証取得済みSRMP(Abbott Diagnostics)

テスト精度

CLSI EP5-A3に基づいた手順で、静脈全血 (EDTA)を用いた精度試験を実施しました。この 試験では、3施設で2種類のHbA1c濃度について それぞれ1日に5重測定を1回、5日間測定しまし た。精度試験の結果は、2種類の濃度で4.0%CV および3.4%CVでした。詳細については、上をクリック してください。

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